新潟仏壇の匠 謹製 未来の玉手箱シリーズ
新潟仏壇の塗箔師、蒔絵師、金具師が、未来の玉手箱を手がけました。
高級箪笥として名高い加茂桐箪笥の職人による桐箱に、新しい感性で漆と蒔絵、手彫り金具をあしらった意欲作です。
新潟の2つの伝統的工芸品産地の匠が、それぞれの専門工程の技術を惜しみなく注いで製作した美しい玉手箱。
素材は国産桐、本漆、本金にこだわり、本物の品格を追求しました。
自分だけの大切な小さなもの、故人との思い出の品、日常使いの愛用品など、箱に納めるものはご自由に、あなた次第です。
あなたならではの大切な一品を新潟玉手箱に納めてください。
NIIGATA TAMATEBAKO – Exciting New Challenge for Niigata Traditional Craftsmen
新潟玉手箱 新潟仏壇の新しい挑戦 Vol.2 新潟仏壇の匠たち 活動レポート ー 2017年9月から現在までの軌跡 はこちらからお読みいただけます。
NIIGATA TAMATEBAKO CREATION WITH KAMOKIRITANSU (PAULOWINA FURNITURE MAKER)
Beautifully crafted box is called Tamatebako.
All your important memorable goods can be stored in it, or you may simply choose to display It in your room as an attractive ornament. There are four different types of boxes to show you as below. The four boxes are made of untreated natural Japanese Kiri (paulowina). Our skilled Butsudan craftsmen used Urushi and gold powder for their decoration according to the tradition.
The style and design could be customized individually.
Niigata Butsudan Artisans showed ‘NIIGATA TAMATEBAKO’ at the 34th Niigata Traditional Crafts Exhibition. See a report of the exhibition, click here.
【終了しました】2018/2/17 Sat. – 18 Sun. 第34回新潟県伝統的工芸品展(於 アオーレ長岡)にて展示決定!
【終了しました 展示会レポートをご覧ください。】
昨年10月〜11月にかけ、新潟市内の旧小澤家住宅と新潟絵屋でお披露目展示を行った新潟玉手箱が、さらに磨きをかけ、2月に長岡で開催される第34回新潟県伝統的工芸品展にて展示されます。
(アオーレ長岡アリーナ/工芸展エリア「新潟・白根仏壇」ブースで展示予定)
この度製作された4点すべてがご覧になれるほか、製作した匠の皆さんも会場にいらっしゃいますので、「新潟仏壇ブース」「加茂桐箪笥ブース」へお立ち寄り下さい。
伝統的工芸品展には、新潟仏壇、加茂桐箪笥を含む県内9産地12品目の工芸産地が参加します。
匠の実演、製作体験に展示販売、本物と出会う2日間に是非お越しください。
イベント詳細はページ下部をご覧ください。
「NIIGATA TAMATEBAKO 新潟玉手箱」 4種のバリエーション
INROU 印籠
国産材桐箱に本漆塗 摺漆仕上、本金蒔絵 北前船
シンプルで美しい桐箱のうえに本金で施した北前船の蒔絵が目を引く玉手箱。画号印のように添えられた、新潟仏壇組合の新しいロゴマーク(蓮の華に5職の匠を表すライン)の朱がポイントです。蒔絵や印の図柄、サイズ、位置などすべて特注で製作することも可能です。ご自分の家紋を添えられても美しく、記念になりますね。
こちらの玉手箱が今回製作された4点の中では一番小さなサイズです。
サイズ:外寸 W170mm×D100mm×H100mm
MENTSUKI 面付
国産材桐箱に本漆 梨地塗、手打ち金具 宣徳色、銀粉蒔絵 梅
玉手箱のなかで松竹梅を表した縁起の良い逸品。箱の側面につけられた愛らしい手打ち金具の松、上部にかけられた真田紐を竹に見立て、蓋一面には繊細な梅模様が浮き沈みしながら舞っています。4点中唯一紐をかけられる形状で、最も玉手箱らしい、と言えるかもしれません。中は、ちょうど文庫本が入る大きさで重宝しそうです。
サイズ:外寸 W150mm×D200mm×H120mm
GOKAKU 五角
国産材桐箱に本漆 金目塗、本金粉 色漆蒔絵
多角形がユニークな玉手箱。箱の形に呼応するかのように、幾何学模様を蒔絵で表現しました。ミツバチが飛ぶハニカムのひとつひとつには、新潟市にゆかりのある果花が描かれています。日ごろは迫力ある風神雷神様や精緻な蓮の花など、伝統絵柄を手掛ける熟練蒔絵師が初挑戦したポップでカラフルなデザイン!
木目にほんのりと金が入った、金目塗の上品な美しさがデザインを引き立てます。
サイズ:外寸 W180mm×D230mm×H100mm
KANNON 観音
国産材桐箱に本漆 青貝塗 呂色仕上、手打ち金具 古銅色
前面蓋が箪笥のように両側に開きます。扉中央の押さえ木は、まさに日ごろ桐箪笥で使われているもの。新潟仏壇の金具師が桐箪笥をイメージした金具を誂えました。新潟仏壇と加茂桐箪笥のコラボをまさに形に表した玉手箱です。
扉の本漆に貝殻をふんだんに用いて表現したのは天の川。時が経つほどに漆が透け、貝のきらめきが浮かび上がります。
サイズ:外寸 W210mm×D290mm×H90mm(両端)〜110mm(中央部)
『第34回新潟県伝統的工芸品展』
会期:2018年2月17日(土)・18日(日)
会場:アオーレ長岡 アリーナ
主催:新潟県伝統工芸産業振興協議会、新潟県伝統的工芸品展実行委員会
参加産地:村上木彫堆朱/新潟・白根仏壇/加茂桐簞笥/三条仏壇/越後三条打刃物/長岡仏壇/小千谷縮、小千谷紬/塩沢紬、本塩沢/十日町絣、十日町明石ちぢみ(伝統的工芸品 9産地12品目)/県央マイスター