左から古民家展参加の鈴木浩昭さん、羽賀富美子さん、羽賀良介さん
今年のゴールデンウィーク、タクミクラフトは越後随一の豪農の館 北方文化博物館にて、2回目となる展示会を開催しました。
この時期の北方文化博物館は八重桜と大藤棚が順に満開を迎える素晴らしい時期。連休半ばの5月3日、先に満開を迎えていた八重桜の美しい桃色に囲まれて、5日間のタクミクラフト 古民家展がスタートしました。会場は、新潟県三条市下田地区旧吉ヶ平集落から移築された文化財の古民家「吉ヶ平」。タクミクラフト工芸茶店でもご紹介した寺泊山田の曲げ物、足立茂久商店 曲げ輪の惑星展もプロデュースさせていただき、賑やかに2展合同開催となりました。
前回同様、タクミクラフトのコンセプトにもとづいてセレクトした作品たち・・・市場に広く出ていない新しい工芸品や産地を越えたコラボ作品を多くご紹介しました。
PHOTO:ナカニシ ミカ、(下段3点)MORIHASHI
会場には、現代的なデザインの桐たんすや電気を使わない桐エコスピーカー、蒔絵のアクセサリーに南魚沼市産の苧麻を使ったchoma bag、今年4月1日に販売されたばかりの曲げ輪のウルトラセブン スツール!などなど、思わずほしくなってしまう作品ばかりが集いました。なかでも特筆すべきは「色漆鯉箸置き」。作者である新潟仏壇の塗箔師 羽賀良介さんが、いくつもの工程を重ねて生み出した愛らしい錦鯉が商品化され初お目見えしました。蒔絵師の羽賀富美子さんが藤の蒔絵を施した限定の鯉もとっても素敵でした。様々な絵柄の鯉たちからお気に入りを選び、加茂桐箪笥の熟練職人、鈴木浩昭さんが誂えた特製桐箱におさめると、ご自宅でもミニ飾り棚で展示することができます。タクミクラフトでは、新潟の2つの伝統的工芸品がコラボしたこの作品を受注販売させていただきます。詳細お問い合わせ、ご予約はタクミクラフト info@takumicraft.comまで。
5日間終わってみれば、約1万人ものお客様に来ていただき(北方文化博物館調べ)大変賑わいある展示となりました。ご来場いただきました皆さま、WEBやSNSのニュースを観てくださった皆さま、ありがとうございました。タクミクラフトはまたWEBやSNSを中心とした活動に戻りますが、また機会あれば実際に作品を間近に見、作家と交流いただけるような展示会を開催してゆきたいと考えています。また、これまでの展示でご紹介しました作品につきましては、すべてタクミクラフトにてお問い合わせを承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
それではまた次回、皆さまにお会いできる日を楽しみに。
『タクミクラフト 古民家店』 『足立茂久商店 曲げ輪の惑星』
会期:5/3(水祝)〜7(日) 9:00〜17:00/17:30〜19:00(最終日は17:00)
会場:北方文化博物館敷地内、古民家 吉ヶ平 (新潟県新潟市江南区沢海2-15-25)
参加作家:
「タクミクラフト 古民家展」
羽賀佛壇店 羽賀良介・羽賀富美子、鈴木石太郎タンス店 鈴木浩昭、piquant 片山佐惠加
「足立茂久商店 曲げ輪の惑星」
足立茂久商店 足立照久、新潟漆器 野澤寛、柏崎 明城焼 片桐恒友
主催:タクミクラフト・足立茂久商店
協力: 書 木村貴美子、円谷プロ、寺泊観光協会、新潟モノ物語
後援:長岡市